2010年3月23日火曜日

富山アートマーケット出展レポート


この週末は富山に遠征しました。

出発したのは19日(金)のお昼過ぎでした。名鉄バスセンターからハイウェイバスを利用しました。もちろん経費節減のためです。

ラッキーなことに、降車した総曲輪(「そうがわ」と読みます)のバス停はホテルの真ん前でした。
予定より早く着いたこともありチェックイン後に会場となる市民プラザに事前搬入することにしました。
市民プラザまではホテルから歩いて2分程度。要するにすぐ隣です。

基本、そんなに荷物はないので事前搬入なんて必要ないのですが、着いてみて問題発生。テーブルが単に立方体の箱で椅子を並べて座ろうにも足が入らないことがわかりました。スタッフに相談したのですが色よい返事がもらえず、結局レジスター台をテーブル代わりに使用することにしました。

このイベントは主催者様との連絡がうまくいかず当時を迎える以前にもすったもんだあったのですが、スタッフの皆さんはとても親切でした。

会場は全面白で統一されたいへん上品な雰囲気でした。
それなのにテーブル、レジスター、レジスター台、照明2つ、それに大きなバックパネル込みで一番安いブースは1日3000円です。これだけそろえたらデザフェスだったら4万円を軽く超えるでしょう。
ただ、売り上げの20%を協力金として提供しなければならないのがちょっと痛かったです。

さて、あとは当日を迎えるだけにしてホテルに戻りました。

翌朝、会場に行くと周囲は閑散としていました。なにしろもろ市街地にもかかわらずこれといった娯楽施設が何もありません。
実は前日の夜も手ごろな飲食店すら見つけられず、コンビニ弁当を買ったくらいです。こんな様子では一体どれだけお客さんが来てくださるか不安になりました。

ところがどっこい蓋を開けたらイベントは大盛況。
入場無料なせいか会場の10時を待たずしてどんどんお客さんが入ってこられます。規模の割にはものすごい客足です。

初日は最初の15分ほどはお互いに様子見でしたが、それ以降はほぼ間断なく来客がありました。昼過ぎのピークはかなりの行列もできました。

お隣の似顔絵屋さんも似たような状況で必至にペンを動かしておられました。さすがに夕刻からはちょっとペースが落ちましたが、それでも終了の20時までお客さんで会場は賑わっていました。

恐るべし富山!
大変失礼な言い方になるかもしれませんが、なんとなく娯楽に飢えておられるのかなあなんて思ったりしました。

さて、疲労困憊して外へ出ると飲食店はすでに居酒屋をのぞいて閉店状態。お酒を飲めない私はまたしてもコンビニのお世話になりました。

イベント2日目。隣の似顔絵屋さんは前日地元テレビ局の取材が入ったこともあり、スタートから黒山の人だかり。
最初はうらやましげにそれを眺めていましたが、そのうち占いもどんどんお客さんが来てくださり、気がつくと壁沿いに長い行列ができていました。2日目はなぜは16時と終了が早かったこともあり、途中で受付を中止しなくてはなりませんでした。

2日ともあっという間に1日が過ぎてしまいました。
夜はやっとまともな食事にありつけました。
ここに至るまでお昼は大繁盛で絶食。夜はコンビニのおにぎり1個だったのでダイエットには効果的でした。

ミニシアターで映画を観たり、スタバでまったりして過ごしました。

まあこれで帰ってはせっかく北陸に来たのにもったいないので、最終日は高岡まで足を伸ばし、瑞龍寺や高岡大仏とかを見て廻ったのですが、あまりのローカルぶりに圧倒されてしまいました。
駅前の地下街なんて昭和にタイムスリップした気分になれます。

帰りもバスを利用したのですが、大渋滞に巻き込まれ名古屋まで5時間もかかりました。
はあ、疲れた。でも充実感もありました。

富山の皆さん、どうもありがとうございました。
「今度はいつ来るの」と多くの方から問い合わせがあり、感謝感激です。