2010年3月15日月曜日

OASAKA アート&手づくりバザール・出展レポート

今年に入って、大阪・神戸遠征は大失敗だったので、ちょっと気が重かったのですが、すでに申し込んであっり今さらキャンセルもできないので勇気を振り絞って出展いたしました。

3月13・14日、OSAKAアート&手づくりバザールのvol.3です。

検索エンジンにもあまりヒットしないので、どんなイベントだろうと思っていましたが、どうやらコンセプトや規模は名古屋のクリマと同じようです。

場所は大阪南港にあるATCホールです。数年前、某心理の学会で世話になった思い出深い会場でした。

前日の20時ごろATCに着いたのですが、すでにモールの大半の店は閉まっており、ゴーストタウンのようになっていました。

宿泊したのはそこから程近い(はずの)コスモスクエアでした。駅からは大企業の社屋や倉庫以外何も何もない真っ暗闇の1本道で心細ないことこの上なかったです。

ホテル自体は値段の割には設備は充実しており、部屋の窓からは観覧車が見え夜景が素敵だったのですが、いったんチェックインすると身動きの取れない辺鄙な所でした。


さて、翌日また何もない道を歩いて会場に向かいましたが、ATCは時間が早いためかまたもゴーストタウン。
これは集客は絶望的なのではと肩をがっくり落として会場内へ。
ところが、出展の準備は活況を呈しており、空きブースなどなくかなり盛り上がった雰囲気でした。

ただ開場の10時になっても一行にお客さんは入ってくる気配がなく、ドキドキしていたした。
がしかし30分もすると一人目のお客さんがこられました。その後は満員御礼とはいきませんでしたが、それでもまあ間断なく鑑定ができ、今年に入ってからは最も盛況の一日となりました。

出展者の方も何人かお越しいただきました。来店されたお客さんはなぜか年配の方が目立ちました。

お隣のブースは家族3世代7人態勢でしたが、2メートル四方にそんなに座れるわけはなく、はみでた方は壁際に座り込んでおられる姿ははさながらホームレスでありました。


翌日曜は前日より客足は鈍かったのですが、お昼ごろから賑わい始めました。ATC全体のお客さんの流れからすると有料イベントとしてはすごく頑張っているのでは。

私のブースも前日よりちょっぴり売り上げが増えました。

ただ周囲のブースを見回すと結構赤字のところも多いのでは。
出展料はレギュラーブースは1日5000円なのですが、100円のポストカードのみを販売されていた方は制作費を除いても50枚売れてもやっとトントン。ホント、厳しい世界です。

1ブースだけ黒山の人だかりだったのですが、そこは手づくりの革製品を信じられないくらい安く販売していました。皮製キーホルダーは80円でした。材料費にもなっていないのでは?

かくいう私はどばっと用意したチラシも配りきり、延べで50人近く鑑定させていただきましたが、交通費・宿泊代・出展料・机、椅子のレンタル代を考慮するとまったく利益がありませんでした。
つまりまあ最初から儲からないことがわかっていたわけで・・・。ほんと、アホなことをしています。

まあ、それも楽しく過ごせた2日間でありました。