2010年7月12日月曜日

横浜ヴァージンフェスタ・出展レポート

週末は横浜まで遠征いたしました。

いつもだったら前泊するパターンなのですが、初日が12時開始でしたので、当日の朝出発いたしました。

地下鉄、新幹線、さらに地下鉄と乗り継ぎ、関内駅から降りて地上に出たら、なんかへんな若者が踊っていた(パフォーマンスではない)。さらに行くと、今度はおっさんが横浜スタジアムの前ですごい声で歌っていた(パフォ-マンスではない)。後に中華街ではおっさんが血みどろになって倒れていたのにも遭遇。恐るべし横浜!

そんなことはどうでもいいのですが、会場となる大さ橋しホールはそれ自体でかい船みたいな建物で、その豪華さはまったく文句のないものでした。

素敵な木製の回廊をあんぐり口をあけて歩いていたのはよいのですが、行けども行けども会場に着かない。というか、案内の看板もポスターも一枚もなし。基本的に人気もない。


なんか不安な気持ちになってきたら、海に面した広いホールに行き着きました。ロケーションは申し分ないのですが、とにかく駅から遠かった。

会場はすでに出展者の方が準備を進めていました。
今回はsmile様と2回目のコラボです。彼女は私より先に到着されて、受付も済ませてくださっていました。


新作も含めてたくさん作品を用意しておられました。
ミュシャ風のでかいポスターなんかとっても素敵でした。早くもっと有名になってほしいものです。

またも角地になったのはよいのですが、なんだかあまり目立つ場所ではありませんでした。
なんだかんだ準備が完了したら12時になってしまいました。

ところが、会場の入り口壁面はガラス張りで、延々と長いアプローチがその前にあるのですが、会場入りを待っている方は皆無。まったくの無人。その後時間がたっても一向に誰も来る気配なし。

もうこの時点でこりゃだめだとわかりました。出展者はそれなりに集まったのですが、宣伝は全然浸透していませんでした。

会場にいるのは出展者の方とその知人だけ。ブースの前は首からパスを下げた方ばかりが通っていきます。

そのうちsmileさまのお友達が来て下さり、差し入れなんかを頂戴して、占いもしてくださいました。
お二人はお友達再会モードになってどっかへ行ってしまい、一人で留守番していても誰も来るわけではなくただ時間が過ぎるだけ。

結局、考え事をするか、smileさまとバカ話をする以外することもなく、ほんの数人(全員出展者)を鑑定して終了の7時になりました。

その後はお客さんは出展者ばっかりのクラシックコンサートが同じ会場であったのでそれを寝ながら2時間ほど鑑賞しました。

さて翌日。開始は昨日よりかなり早めの10時でした。
けれども状況が変わるはずもなく、その辺をうろうろしているのはなじみの顔ばかり。smileさまは重役出勤をされましたが、それが正解だったかも。

今日はお友だちのつてもなく、さらに暇になりました。

そんな重苦しい空気を払拭しようとsmileさまは魔女のコスプレでの接客。
お色気モードで集客を狙ったのですが、根本的にお客さんがいないので、寄ってくるのはタク系やオヤジの出展者ばかり。

半ばヤケクソでブースは放置して2人してそのへんの出展者さんのブースを冷やかしたりしてしていました。

救いだったのは後半、占いをして差し上げた出展者の方が遊びに来た知人を紹介してくださったりして、多少は口コミ効果もあったこと。

というわけで大都市のイベントとしてはかなり寂しい内容でした。まだ第1回なので仕方がないのかもしれませんが、次回参加はないかなと

いつもの個人出展でしたら、暇で発狂しそうでした。smile様があちこちの出展者の方と交友を深め、その関係でお客さんが来てくれた部分もあり、彼女には大感謝です。
ご自分の作品ばかりでなく、私の占いも積極的に宣伝してくれました。

確かに出展者同士の交流はできましたが、それだけではねえ。すごく魅力的な会場だけに残念でした。