10月の初日。秋晴れのよい天気でした。
金山で出展するのは初めてです。
アスナル金山は何度も行ったことがあるのですが、会場となる「アスナルーホールは一体どこ?」という感じでした。
着いてみて、ちょっと迷いました。
実際は地下鉄の出口からほんのすぐのところなのですが、なんだかやたら目立ちません。
会場自体は比較的こじんまりとしていますが、とても明るく綺麗なのにどうしてなのでしょう?
おまけにどういう意図なのか入り口に看板がありませんでした。
開始前に設置するのかと思ったらそのままで、中で何をやっているのかわからない状態でした。これって一体・・・。
ブースは現地で教えてもらう方式だったのですが、端っこの柱の陰でした(涙)。
それからわかっていたことですが、ブースが狭かった。
奥行きが90センチは他の出展者さんもディスプレイに苦労しておられました。
結果みなさんちょっと(かなり)はみ出ることになりました。
とまあ文句ばかり言っていてはいけませんが、なんだか集客力に関して嫌な予感がしました。
さて、主催者さんのあいさつがおわり開場となったのですが、イベントを狙ってやってくる方は皆無でした。
イベントタイトルの「ボーダレス」にはいろんな解釈があるようですが、健常者と身障者のボーダレスというのが基本のようで、身障者のかたがグループでたくさん来場されていました。
主催団体も福祉関係なのでしょうか。
そのせいかなんだかほんわかした雰囲気があるのはよかったのですが、だからといってお客さんになってくださるわけではありませんでした。
やってくる方は軒並み出展者やスタッフの知り合いばかりで、そこそこ場内は賑わっているのですが、同じ方がずっといるだけで人の流れがまったくありませんでした。
1時間もすればブースの前を通っていく方を全部覚えてしまいました。
アート系のフリマでは初のワンコイン鑑定をさせていただいたのですが、反応はイマイチ。全然お客さんが来ません。
このブログを見てくださったリピーターの方を除けば、あとのお客さんはすべて出展者さんかその知り合いでした。
なんとなく内輪で盛り上げっているだけみたいな、文化祭的なノリが気になりました。
とにかくやることに意義があるみたいな感じで、来場者数とかは二の次だったのかもしれません。
金山駅といえば、名古屋駅、栄と並んで人がたくさん出向く好立地です。なのにこの状態というのは残念で仕方がありません。
東京・大阪から出展するためにこられた方もあるようで、かなりの経済的・精神的打撃を受けたのではないでしょうか(大涙)。