3月17・18日は恒例の富山遠征でした。
前日のお昼過ぎに名古屋を出発して、特急に揺られること3時間半。
同じ車両の子どもが通路を走る回ったかと思うと狂ったように泣き続け、眠ることも許されませんでした。
かなり疲弊して、富山駅に着きました。お母さん、もっと子どもを厳しくしつけてください。
そんなこんなで、駅前で黒いスープで塩辛い富山ブッラクを堪能し、いったんはホテルへチェックインしました。
それから歩いて会場に向かい、前日準備です。
富山アートマーケットはこれで3回目ですが、いつも同じアトリウムの奥。
無理をいって展示台を長机に替えていただいたのですが、なんと机には会場の雰囲気にマッチした白と黄色のクロスがかけられていました。
異質な出展なのに、気を使ってくださり恐縮してしまいました。
というか、選考がかなり厳しいようですが、毎年出展を許可してくださって感謝であります。
さて、他の会場と異なり、バックパネルが標準装備なのでいつもよりいろいろぺたぺた貼って趣向を凝らしました。
とはいっても周囲の出展者さんのセンスにはまったくかまいませんでした(涙)。
それでも8時半ごろまでブースでウロウロしていました。
さて翌日です。なんといっても土曜日は10時間のロングラン。
おまけにお客さんは多い。
予約表もいつもと違って完璧仕様(どんなだ?)です。
最初の数人は知り合いの出展者さんやそのお友だちを鑑定していました。
そうこうするうちに開始の10時を待たずして、どどっとお客さんがいらっしゃいました。
ところが、あまり占いには関心を示してくださいません。
人はどんどん流れるのですが、前をスーッと行かれてしまいます。
お隣は似顔絵屋さんなのですが、やはりお客さんの食いつきは過去に較べてイマイチ。
まあ、そうはいっても他の会場に較べたらたくさん鑑定に来てくださるので文句をいったら罰があたりますが、ちょっと今までとは様子が違う一日でした。
それに年に一度の出展にもかかわらず、リピーターさんが何人も来て下さいました。
外はあいにくの激しい雨。そのせいか、夕方になると会場内は閑散としてきました。
幸い、私を気に入ってくださった出展者さんが次々お友達を紹介してくださり、暇地獄にはなりませんでしたが、全体的には開店休業状態といってもおかしくない雰囲気でした。ちょっとびっくり。
一昨年は似顔絵屋さんはトイレに行くことさえままならず、最後まで気力を振り絞って絵を描いておられたのですが、今年は同業者同士最後の1時間はダベリングタイムでした。
そんなわけで予約簿はあまり活用する機会はありませんでした。
2日目。初日と違って、6時間のスプリントレースです。
今さらテコ入れしようにもどうしようもないので、同じような感じでお客さんがいらっしゃるのを待っていました。
うーん、相変わらずかなあ、なんておもっていたら、昼ごろから予約がどんどん入り、かなり早い時間帯に最後まで埋まってしまいお断りしなければならない方も出てしまいました。
別に来場者が格段に増えたわけでもないのによくわかりません。
あっという間に終了時間を向かえ、そそくさと片づけをして、一路名古屋へ帰ることとなりました。
毎年鑑定に来て下さる方も増え、
「えー、来年までまた会えないの」というお言葉を何度も頂戴し、まあ、結局は盛況に終わった富山アートマーケットでした(感謝)。